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南側外観

助産院を併設した住まいです。ゆったりとした、優しい表情を意識しました。

土壁下地

外壁廻りは厚貫に竹小舞を施し、土壁塗りとしました。土壁は熱容量が高く、調湿性もあるので、室内はマイルドな温熱環境になります。

土壁塗り

貫の内側に掻いた竹小舞に、部屋内側から土壁を塗って行きます。

大きな屋根

平屋の様な佇まいですが、実は店舗併用住宅の2階建て。住宅部分の生活領域が、あまり意識されない様、計画を進めました。

玄関ホール

ゆったりとした共用玄関から、住宅部分と助産院に分かれる平面計画としました。

居間食堂

住宅部分。薪ストーブを設置しました。吹抜けを介し、2階にも暖気が流れて行きます。

助産院

助産院部分。子供たちがゴロゴロできる様に、畳敷きとしました。

2階のスペース

建物中央に配した階段を昇ると、プライベートな住居空間に至ります。

上下階の繋がり

階段ホールの障子を開けると、玄関ホールとつながりが生まれます。

木製看板

手作りの木製看板。現場を担当したスタッフの御主人に作ってもらいました。

「陽だまり助産院」
 
―母なるすまい―
 

助産院を併設した住まい。

計画当初から母性を感じさせる、優しい建物にしたいと考えていました。

 

 2階建てですが、6寸勾配の大屋根が掛けられ、一見すると平屋の様な佇まい。急勾配の屋根面を反映した内部空間は、優しく包まれる様な印象を受けます。

 

日常生活の場であり、仕事場でもある住まい。生活のリズムをゆったりと刻める様、二つの領域の間に 適度な距離感を保つことに留意しました。

​​

​記録:陽だまり助産院 母なるすまい(blog記事)

​特徴:土壁、厚貫、小舞壁、薪ストーブ

所在地

浜松市

竣工

2018年7月

​施工:番匠

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