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窓辺

窓辺、既存の開口部を残して修繕を進めました。組子のプロポーションが美しい。

解体工事中

解体時 小屋裏の確認

解体工事中

解体時 壁の造りを確認

部屋への入り口

工事を終えました。部屋への入り口廻りの様子です。艶やかに輝く正面の壁は、取り置いてあった葛布を貼ったもの。

木製開口部

南の庭を望んでいます。 新たに設けた製作の木製開口部。雨戸も併設しています。

ベッドサイド

この部屋は寝室として使われます。畳ベッドを設置しました。

窓辺

北の窓辺。内障子は一本引きです。

便所

水周りのトイレも改修しました。昨今の便器はサイズがコンパクト。十分な広さです。

古色 色付け

既存部分の古材の色調に合わせて、改修を行った居室の木部に色付けを施しました。

外観

外観の写真です。外壁は杉板竪張りの押縁押さえ。既存部分に馴染み、周囲の環境に溶け込む様に配慮しました。

H邸

静岡県内の旧家、H邸の手直し工事。

母屋の西端に位置する「旧洋館」と呼ばれる部分を今回改修しました。「旧洋館」と呼ばれていたものの、改修前の建物は錆びたカラー鉄板小波板に包まれ、内装はかなり傷んだ状態でした。こうした建物の内外装を一旦取り除き、構造軸組みのスケルトンに戻した上で、改修を進めて行きました。建築的に価値の高い既存部分との調和を考慮し、開口部は製作の木製建具、外壁には杉板の竪羽目を採用しました。出来上がった建物は以前からまるで其処にあった様に佇んでいます。寝室として利用される今回の改修部分。温熱環境はかなり改善されました。心地よい暮らしがここで育まれ、これからも永く愛される建物になっていくことを期待しています。

​特徴:歴史的建造物の改修、セルロースファイバー

所在地

​静岡県

​延べ面積

32.31㎡(9.7坪)

竣工

2023年12月

​施工 エム・ツー

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