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窓辺、既存の開口部を残す |
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解体時 小屋裏の確認 |
解体時 壁の造りを確認 |
部屋への入り口 開口部はそのまま |
南の庭を望む 新たに設けた木製開口部 |
居室 |
北の窓辺 |
水周り トイレ |
居室 |
外観 |
H邸
静岡県内の旧家、H邸の手直し工事。
母屋の西端に位置する「旧洋館」と呼ばれる部分を今回改修しました。「旧洋館」と呼ばれていたものの、改修前の建物は錆びたカラー鉄板小波板に包まれ、内装はかなり傷んだ状態でした。こうした建物の内外装を一旦取り除き、構造軸組みのスケルトンに戻した上で、改修を進めて行きました。建築的に価値の高い既存部分との調和を考慮し、開口部は製作の木製建具、外壁には杉板の竪羽目を採用しました。出来上がった建物は以前からまるで其処にあった様に佇んでいます。寝室として利用される今回の改修部分。温熱環境はかなり改善されました。心地よい暮らしがここで育まれ、これからも永く愛される建物になっていくことを期待しています。
設計監理:アトリエ樫
所在地
静岡県
延べ面積
32.31㎡(9.7坪)
竣工
2023年12月
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