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外観

南側からの外観です。以前ここには2階建ての母屋が建っていましたが、南の庭はその当時からのもの。

玄関ポーチ

玄関ポーチ廻りです。建物の東側妻壁に設けました。

玄関ホール

玄関内の様子です。天井と家具はシナ合板。壁は漆喰塗りで仕上げています。

小屋組み

二重垂木構造の小屋組みです。垂木ピッチは尺間(303㎜)で構成しました。

薪ストーブ

調理も出来る薪ストーブが置かれています。その隣はプライベートな空間に至る開口。

台所から

台所から南側の開口を望みます。外観からは想像できない、ゆったりとした内部空間。

棟持ち柱

棟持ち柱は5寸角の栗の木です。関西の材木屋さんから取り寄せました。

和室

建物の南東側に設けた和室の様子。オレンジ色の畳の縁がアクセントになっています。

北の庭

台所北側の開口部から、北の庭を望みます。板塀の先は、隣り合う神社の鎮守の森。

御影玉石

現場に在った玉石を活かして苔庭を作りました。庭師さんの手仕事です。

建て方

建て方の様子です。モダンな印象がします。

手刻み

軒桁の仕事 手刻み。今回、桁材は桧にしました。丸く開いた穴には、ホゾパイプが差し込まれ、厚板面戸と桁を一体化させます。

厚面戸板

面戸板廻りの仕事 黒い点の様に見えるのは、ホゾパイプに打たれたドリフトピン。

洗面所

脱衣室の北側に設けた洗面所。脱衣室からは、直接外に出られる構成になっています。

浴室

ハーフユニットバス。桧の木の板を張っています。

居間

居間の内観写真です。 軒先を低く葺き下ろしていますが、居間に面する部分は一部をガラス張りにしています。画像の通り、床から跳ねた太陽光が室内を明るくしています。

夜景

夕刻、薪ストーブの設置の様子。軒先の一部をガラス張りにしている様子が確認できます。

外観

建物東側の外観。外壁で一番汚れやすいのは、実は東側の妻壁。そちらの面に玄関を設けているので、外壁の塗壁には汚れ防止に配慮しています。

​棟持ち柱のあるすまい

若い5人家族が暮らす住まいです。ご実家の母屋を取り壊し、広々とした敷地に伸び伸びとした平屋の住まいを築きました。敷地北側にある神社の鎮守の森を背景に、軒高を抑えた佇まいですが、室内に歩みを進めると、其処には豊かな内部空間が広がっています。構造材は杉と桧を適材適所で併用。極厚の面戸板をホゾパイプとドリフトピンで固定したり、ハイブリッドな技術を用いていますが、この空間は大工さんの確かな技術があって初めて可能になったものだと思います。大工さんを始め、多くの職人さん達に改めて感謝。

大屋根を力強く支える棟持ち柱は栗の木です。

​記録:棟持ち柱のあるすまい(blog記事)

​特徴:二重垂木構造、天竜材、耐震等級3

所在地

浜松市

​延べ面積

161.60㎡(48.88坪)

竣工

2023年4月

​施工 木ごころ工房

​外構 ハウズ

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