top of page
​光の筒 風の筒

浜松では珍しく、高密度に建物が建て込んだ住宅地に立地。こうした環境下にあって、十分な採光と通風を確保すること、暖かな住まいを築くことが、今回の家づくりに於ける大きなテーマでした。ベースとなる総二階部分を敷地の西側に寄せて、下屋部分を敷地の東側に配しました。そうすることで、東側のトップサイドからの採光を確保。こうして得た太陽の日射しを、建物中央に設けた吹抜けを介して下階に導きました。吹き抜け部分には、鉄骨の側桁で構成した軽快な階段を設けています。びおソラーの集熱パネルで得た太陽熱は、床下に送り込まれます。建て主さんからの要望もあって、高気密高断熱の住宅でありますが、その一方で竹小舞土塗り壁といった、熱容量の大きい工法も採用しています。

設計監理:アトリエ樫

所在地

浜松市

​延べ面積

83.86㎡(25.74坪)

竣工

2022年1月

​施工 番匠

bottom of page