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アプローチ側から望む外観

下屋の部分は竪羽目板に押縁押さえですが、建て主さんからの提案を受けて、切り抜いた様に玄関廻りは白い塗壁で納めました。いい感じです。

広々としたポーチ

ゆったりとした玄関ポーチ。ポーチを抜けると畑に至ります。右手の板壁部分には工作室を設けています。 セルフビルドの家具は、竣工後こつこつと、工作室の中で建て主さんが作りました。

玄関ホール

玄関ホールの内観。花瓶に生けられた紫陽花が可愛らしい。

階段廻り

視界が様々に展開していく階段廻りの構成。階段下には収納が設けられています。

食堂

キッチンに立って食堂側を見たところ。開口部の外側には葡萄棚が見えます。

食堂

落ち着いた雰囲気の食堂。隣り合う居間は床座の構成。開口部の腰壁高さも、ぐっと抑えています。

食堂と台所

食堂と台所の関係。台所側にエアコンを取り付けました。 現場監督の森下さんからの助言もあり、吊戸棚はオープンの構成に。

つながる空間

斜め方向に展開していく視線の広がり。2階に至る階段が奥に見えています。

和室

1階の和室は、ちょっと閉じた構成にしています。行きどまりの位置関係にあるので、しっとり落ち着いた雰囲気があります。

玄関ポーチ

下屋の軒先で切り取られた景色。玄関ポーチはとってもゆったりしています。

玄関ポーチ

農園側から玄関ポーチを望みます。外部の様な、内部の様な、何故かホッとできる場所。

葡萄棚

居間の南側に設けた葡萄棚です。美味しいが葡萄が実ると聞きました。

葡萄

大きく実りますように・・・。

西側外観

アプローチ側になる、建物西側の外観です。

​農園脇のすまい

先祖代々、耕作を続けてきた農園の脇に築いた住まいです。

農園の脇に立つ柿の老木が、この土地を じっと見守ってくれています。

 

アプローチ側に低層の下屋を配しました。下屋の中央にはゆったりとした玄関ポーチを設け、ポーチを抜けた先には葡萄棚、そして農園が広がっています。下屋の南側には工作室としても機能する倉庫、北側には玄関を設けました。天井高を押さえ、落ち着いた雰囲気の居間食堂。視線の展開で様々な表情を見せる階段廻り。落ち着いた和室。しっとりとした雰囲気の洗面脱衣室。延べ面積33坪弱の小さな住まいですが、多様な表情をとても豊かに見せてくれます。

​ 記録:農園脇のすまい(blog記事)

​特徴:土壁、厚貫、小舞壁、天竜材、葡萄棚

所在地

浜松市

竣工

2021年3月

​施工:番匠

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